第一章 静かなる森の秘密
早朝7:20。
アラジーン起床
将軍の朝は早い
朝一番のシャワーで体を清めて午前9時まで瞑想
その後家来のジャスミーンを引き連れて冒険の旅へと出発した
降り立ったのは美しい水が流れる森
ここでは多くの生き物が生息しておりその中には人々の生活を脅かすモンスターもいるとの情報を入手し今回足を運ぶに至った。
まず最初にたどり着いたのは10兆以上のマイナスイオンを発生させる巨大な滝。
このマイナスイオンに触れることによりアラジーンとジャスミーンの体力は大幅に回復した
少し歩を進めると第二のチェックポイントに到着した
実はこの滝はフェイクで隣にある洞窟が次のダンジョンへの入り口であることは言うまでもない
そこで手がかりを掴むべくジャスミーンを洞窟の方へと向かわせた
しかし洞窟へたどり着く為の道はそう易しくはない
行く手を阻むトラップ↓
ジャスミーンは見事滝のふもとへ到着することが出来た。
……
しかしジャスミンはこれ以上洞窟へ近づくことが出来なかった。
何故ならこれ以上近づくと体が濡れてしまう恐れがあるからだ。
我々は泣く泣く第二のチェックポイントを後にした。
これから先我々はとんでもないものを目にすることになる…
私は第二のチェックポイントである滝のすぐそばに怪しげな洞穴を発見したのだ
ひとまず私はこの洞穴に収まってみることにした。
……
おわかりいただけただろうか?この洞穴は人が住むにしてはかなり小さい洞穴であることが分かるだろう
このことからこの洞穴はゴブリンの住処であることが容易に想像することが出来る
そして我々はこの先沢山の未確認生物の住んでいる可能性を示唆する多くの証拠を発見することになる
①タイタン
タイタンがなぎ倒したとみられる巨木
②ドラゴン
ドラゴンの引っ搔き傷が残る崖
③ターザン
ターザンが通勤に使用しているとみられるロープ
④伝説の魔物
かつてめっちゃ強い陰陽師が伝説の魔物を封じ込めたと考えられる岩
⑤嘘つき
子宝のもみじとの看板が付いているが全然葉っぱがついていない。
もみじとグーグルで検索すると画像のところに赤く色づいた葉っぱの画像が表示されるが全くそんなものは無かった
かつてこのように多くの未確認生物の痕跡を確固たる証拠付きで提示できたメディアが存在しただろうか?
そして我々はこの先で凶悪モンスターの出現を裏付ける衝撃的な物を目の当たりにする
風でかさかさと音を立てる葉っぱにビビっているところをジャスミーンに馬鹿にされながら狭い道をまっすぐ進んでいくと川へとたどり着いた
川を鋭い眼差しで睨みつけるアラジーン
この写真で注目していただきたいのは川の水だ。
先ほどまでいた場所の水と比べるとその汚染度は一目瞭然だ
先ほどまでいた場所の水↓
今いる場所の水↓
…この先に何かがある、、、!
そう確信した私は向こう岸へと渡るすべを模索し始めた
その時だった。恐ろしい凶悪モンスターの可能性を示唆する看板が目に飛び込んできたのだ!!!
なんとこの山には吸血生物。つまりヴァンパイアが出現するというのだ!!!!
私は最大限の警戒をしつつ厳戒態勢で冒険を続行する決意をした。
…
しかし向こう岸へ渡る方法を見つけることは困難を極めた。
圧倒的なパンチ力で巨木をなぎ倒し、対岸へ繋ぐ橋を作ろうとするが向こう岸へは届かなかった
「もう向こう岸へ渡ることはできない…」
帰ろうとアラジーンが車の鍵に手をかけたその時だった
なんと向こう側へとわたるためのつり橋を発見したのだ!!!
この吊り橋がラスボスのいるダンジョンへと繋がっているのは火を見るよりも明らかである
しかし我々はこの吊り橋へたどり着くことはなかった。
何故なら立ち入り禁止の看板があったからだ
ルールは守らなければならない
我々は拳を握りしめ唇を噛みしめながらその場を後にした…
トボトボと帰路に就くジャスミーン
道中緊急避難経路を地下にあることを示す看板を見つけた
しかし調べた限り隠し扉のようなものがあるわけでもなくなんの変哲もない道であった為この情報は嘘であるといえるだろう………
今回の冒険は未知の生物の存在を確認できただけでも大変意義のあるものであったと考えられる。
次回こそは状況証拠だけではなく生物その物の存在を是非ともカメラに収めたいものである
将軍アラジーンの旅は続く…
TO BE CONTINUES…